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オバマ大統領誕生の意義 その1

2008年大統領選挙はバラク・オバマの勝利で終わった。ところで、マケインが過半数の票を獲得して勝利したと報道されていたジョージア州は、実際には期日前投票分は未だに未集計だ。ジョージア州の地元紙サバンナ・デイリー・ニュースの11月5日付報道によると、同州の投票者登録人数は昨年末から50万人も増加して497万8,704人。そのうち集計されたのは333万9,278票で、開票率67%。残りは投票に来なかったということではなく、地元選挙管理委員の発表によると、少なくとも10%は集計対象票が積み増しされるという。

ロバート・ケネディjrと共に、米国の選挙不正をずっと追求しているジャーナリスト、グレッグ・パラストの最新レポートによると、ジョージア州では選挙当日に黒人有権者に対する地元選挙管理委員会からの投票妨害があったという。ジョージア州はまた、悪名高き「写真付き身分証明書提示義務」が採用された土地だ。今回の選挙では、そうした投票所での妨害行為を予測した民主党側は、有権者に期日前投票をするよう推奨した。若いオバマ支持層に対して、新規の有権者登録キャンペーンを繰り広げたのも民主党側である。その結果、11月4日当日分の投票だけをカウントされた調査に基づいた場合、新規有権者の期日前投票数とマイノリティ票は当日の集計には含まれていなかった事になる。

アメリカという国は、普段はそうでないにせよ、決定的に重要な場面において個性や人権が軽視される社会なのである。政府は金融業界を救済するために7,000億ドル(75兆円)もの公的資金をつぎ込むが、貧困に苦しむ米国民3,730万人には何の融資も無い。腐敗した保険企業には850億ドル与えても、医療保険に加入できない米国民4,570万人には何の救済もしない。イラクは沈静化、アフガニスタンには増派などと戦況ばかりが大局的に報道されるが、ブッシュ政権の提示した戦争の大義という嘘を信じて死んでいった田舎出身の若い兵士たちや、理由もなく虐殺され、巻き添えに殺されたイラク国民たち・・・その1人1人に家族と名前があった人たちの棺から聞こえる無念の声や、墓前に集う人たちの声が、新大統領の演説のように全米にライブ放送されることは決してない。第一、アメリカ国民は、いったい何人が戦死したのかすら正確には知ることがなく、今後何人が戦死するのかについてすら興味がないといった風情だ。そんな中で、小口の献金をもってオバマ氏を支えて来たネットの力は今後ある程度の意味をもって行く事になるかもしれない。

さて、アメリカの大統領選挙はアメリカン・アイドルと同じく、放送網にとっては視聴率が稼げる格好のネタだ。しかし、少数派の大統領候補たち・・・ボブ・バー候補(リバタリアン党)や、シンシア・マッキニー候補(全米緑の党)らにカメラが向けられることは全く無い。バラク・オバマはイラク戦争に反対という立場と「変革(Change)」というキャッチフレーズでメディアの脚光を浴びた。メディアはジョン・マケインを評して一匹狼と報道し、アラスカ出身の少々無知な女性をフレッシュ候補として世界に伝えた。しかし、米外交政策に最も大胆な変革を唱え、たった1人で議員人生を戦い抜いた元アラスカ州上院議員が大統領討論会に参加することを、各放送局は全力で阻止したのだ。

そんなわけで、アメリカに真の改革はまだ来ない。しかしそれでも、黒人大統領が誕生したことは充分意義のある。

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ど〜もぉ〜!お気楽に生きてるハンドルネーム、221bでーす。以前他の場所でお目にかかった方もおられるかもしれませんし、おられない方も大勢おられる事と思いますが、(恐らく大多数の方がそうだと思われますが、)いろいろなものを一気に吐き出して行きたいと思いますダニ、宜しくですばい。(^^)

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